オーサー・サービス社

L. ロン ハバードによる芸術作品の需要に応えるために、彼の文学およびその他の芸術作品を代理で管理するオーサー・サービス Inc.があります。オーサー・サービス Inc.は、ハバード氏の芸術作品すべての流通を、彼の代理として管理するエージェントです。 その役割から、エージェントは、1986年にL. ロン ハバードの初期のフィクション作品すべてと残りの未発表の物語すべてを再出版する予定を発表しました。 最初に再出版された作品の中でも『フィアー』『ファイナル・ブラックアウト』はたちまちベストセラー・リストに載り、50年前の人気を再び取り戻しました。『バックスキン隊』『トゥ・ザ・スターズ』も同様でした。

しかし、L. ロン ハバードの文学的な遺産の主脈であり、パルプ・フィクション・ルネサンスの火付け役となるのは、「黄金時代のフィクション小説」です。 オリジナルの挿絵とともに全80巻に収められた150の物語からは、パルプの魔法が放たれています。 生まれ変わったパルプ・フィクションを支持する熱狂的なファンは、今ではアフリカ、アジア、アラビアにまで広がっています。 また、その結果、幅広い視点からこの作家の過去の業績を回顧する動きが生じ、パブリッシャーズ・ウイークリー誌は彼を「今世紀最大の文豪のひとり」と評しています。 そして「黄金時代のフィクション小説」の締めくくりは、L. ロン ハバードが「最も出版された作家」、「最も翻訳された作家」「最もオーディオ・ブック化された作家」という3つの世界記録でギネスブックに載ったことです。

オーサー・サービス Inc.にあるL. ロン ハバード・ライブラリー。LRHの著書200以上とほぼ百ヵ国語に翻訳された外国語版が棚に並んでいる

コンテスト受賞者の小説、短編、中編、長編、織り交ぜて紹介する未来の作家の殿堂。これらのコンテスト受賞者は、プロとして作品を出版するという成功を収め続けた

カリフォルニア州ハリウッド、オーサー・サービス Inc.ゴールデン・エイジ・シアターで行われた、1930年代のラジオ・ドラマを呼び起こすL. ロン ハバードの物語のライブ朗読

それだけではありません。 さらにオーサー・サービス Inc.の管理の下で、L. ロン ハバードのオーディオ・ブックのコレクションは、21世紀の歴史における前代未聞の地位を獲得しました。 聴き手を文学的な環境の中にすっぽり包み込むような「音の風景」を提供するオーディオ・ブックは、間違いなくこれが初めてでした。風のうなり声、鞭の音、銃声、復讐の叫び声などです。 複数の俳優たちによるライブ朗読が1930年代のラジオ・ドラマ黄金時代を効果的に再現している初のオーディオ・ブックです。 さらに、『バトルフィールド・アース』『ミッション・アース』の両方を含む、L. ロン ハバードのオーディオ・ブックの全体のことを考えると、業界の記録すべてを塗り替える規模となります。 『ミッション・アース』だけを取ってみても、録音されるオーディオ・ブックの中では最長のものとなります。 これに216のオーディオ・ブックを合わせると、合計は前代未聞の463時間、俳優たち多数が出演する完全版のオーディオ・ブックとなります。

これと同様の文学的環境をつくり上げているのが、オーサー・サービス Inc.が提供する、L. ロン ハバードの作品の舞台朗読です。 オーディオ・ブックのオリジナルの声優たちがしばしば登場し、彼らのライブ朗読が観客に感動をもたらします。このライブ公演は遠くマレーシアから、オーストラリア、そしてデンマークでも行われています。 要は、かつて「偉大なるアメリカのパルプ・ムーブメント」と評されたものは、もはやアメリカだけの現象に留まっていないということです。 したがって、L. ロン ハバードの物語は、標準中国語、マレー語、タイ語、オランダ語などさまざまな言語で提供されています。 こうしてパルプ・フィクションは再び大衆小説と同義語となりました。 ですからここに、創造的文章というものが何なのかを示した作家が存在したのです。